20120220

沖縄国際アニメコンテンツサミット視察レポート

沖縄国際アニメコンテンツサミット視察レポート

概要
 元気プロジェクト:沖縄文化観光スポーツ部観光振興課委託事業の(http://www.genkiproject.jp/)採択事業。ホテル経営等を行う「かりゆし」グループが主催のイベントである。株式会社ナレッジキッズの中嶋氏が総合プロデュサー、ヒューマンアカデミー那覇校がアニメソングライブのプロデュースを手がけている。コンテンツサミットでは、沖縄県出身でウルトラマンの脚本家である金城哲夫氏に焦点を当てたパネル展示や、ウルトラマンの上映会、ハヤタ隊員、フジアキコ隊員を演じた黒部氏、桜井氏等が参加するトークショウが行われた。その展示場にて、円谷プロが沖縄発の新キャラクター開発を発表。ネーミングは「炎神オーガ」。今後も円谷プロが沖縄県内で積極的に事業展開を行う可能性が高い。シンポジウムでは、海邦総研 比嘉氏のコーディネートの下、マブヤー畠中社長、GION山添氏をはじめとした沖縄県内外のコンテンツ業界関係者が登壇し、コンテンツハブ沖縄の未来像をテーマに議論を行った。当シンポジウムの中で、ゴンゾ石川社長が、ゴンゾの沖縄法人を設立することを明言。アニソンライブは、平野綾、高橋洋子をはじめ、著名なミュージシャンが参加。約1700名が入場。本事業は来年度も開催する予定となっている。細かい運営上の課題は垣間見えたものの、イベントの存在意義は非常に大きく感じられた。来年は、さらなる飛躍を期待したい。






沖縄県から生まれたアニメコンテンツ~うちなーんちゅの未来~ 展示会様子

バナパラ♪、カナイ、マブヤー等の展示


島んちゅ!Mirika 公開アテレコ















沖縄コンテンツシンポジウム
Ø   登壇者:㈱マブヤー企画 畠中社長、GION 山添代表、アニメ作画監督 豊里氏、アニメーション監督 板野氏、㈱ゴンゾ 石川社長、㈱海邦総研 比嘉氏(コーディネート)
Ø   豊里氏
²   ヒューマンアカデミー那覇校でアニメ講師をしている。
²   東京から沖縄に進出してくる企業が「人材はいるのか?」とよく質問される。仕事と人材の鶏と卵の話になってしまうことが多いが、今回は人材育成現場の視点から発言していきたい。
Ø   ゴンゾ石川氏
²   沖縄にビジネスチャンスを見出している。ゴンゾ沖縄を今年4月からスタートさせる。
²   沖縄のメリットは、中国やマレーシアとの共同事業を行う上での地理的条件のみならず、手厚い行政サポートを受けられる可能性があること。
Ø   板野氏
²   ガンダムやマクロスの戦闘シーンを手がける。
²   劣悪な労働環境を強いられるクリエイターの現状を理解した上で、これからのネット社会では、簡単で廉価なツールを用いて動画サイトに作品をアップロードすることでクリエイターとしてチャンスを勝ちとっていって欲しい。
アニソンライブ
【出演者】
松本梨香/アニメ「ポケットモンスター」 主役 サトシ役
高橋洋子/アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」 劇場版、TV版主題歌
平野綾/アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」主役 ハルヒ役
井上あずみ/映画「となりのトトロ」主題歌
映画「天空の城ラピュタ」EDテーマ
T-Pistonz+KMC/アニメ「イナズマイレブンGO 主題歌
サイキックラバー/「侍戦隊シンケンジャー」OPテーマ
1700名が入場。チケット料金は4000円。











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